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安全衛生


安全衛生

溶接作業では、労働基準安全衛生規則、その他関係所規則に従うこと。

溶接作業に伴う災害の要因とその主な作業場の対策

災害要因 主な作業場の対策
電撃(感電) 溶接機およびケーブルの絶縁を良好に保つ
アーク光 遮光幕、遮光衝立の設置(他の作業者を保護する)
アーク熱 通風を良くする。又は作業場を冷房する。
スパッタ・スラグ 衝立等でスパッタ・スラグの飛散を防止する
ヒューム・ガス 作業場の換気を良くする。又はヒュームコレクターの設置等
火災・爆発 可燃物・ガスボンベ等を溶接作業現場から除去する

溶接保護具

溶接作業者は、遮光保護具、溶接用保護面、安全帽、溶接用かわ製保護手袋、防塵マスク等を使用し、安全に留意して作業すること。

図1 保護具の装着例 (拡大)
クリックで拡大表示
2008年08月21日撮影

現場作業

例えば高所、狭あいな場所等ではそれらの現場環境に適して安全対策とを施し安全作業を行うこと。

その他

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溶接の安全・衛生に関する規格

溶接の安全・衛生に関する規格

JIS規格 名称
JIS T 8113 JIS規格 溶接用かわ製保護手袋
JIS T 8141 JIS規格 遮光保護具
JIS T 8131 JIS規格 安全帽
JIS T 8142 JIS規格 溶接用保護面
JIS T 8151 JIS規格 防塵マスク
JIS T 8143 JIS規格 送気マスク
JIS Z 3950 JIS規格 溶接作業環境における粉塵の濃度測定
JIS Z 3952 JIS規格 溶接作業環境におけるガス濃度測定法
JIS C 9311 JIS規格 交流アーク溶接用電撃防止装置

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